校長室から『別れ、旅立ちから新しい出会いへ~卒業証書授与式、修了式、離任式~』
先週水曜日、第50回卒業証書授与式を挙行しました。今年度は小学部2名、中学部2名の卒業生があり、日本国大使館の大使や公使をはじめ7名の来賓にご臨席いただき、賑やかな式となりました。卒業生の在籍期間は様々で、小学部1年生から9年間本校で過ごした生徒もいれば、12月に転入した児童生徒もいました。それぞれの学校生活は異なりますが、無事に卒業を迎え、皆でその瞬間を祝えたことを嬉しく思います。卒業生の言葉には成長と感謝が込められ、式は感動的なものとなりました。また、在校生が先輩を見送る姿も印象的でした。本校のような小規模校では、卒業生と在校生が互いに手紙を読み上げ、思いを直接伝えます。その温かなやりとりが、より心に響くものとなりました。
翌日木曜日は修了式を行いました。卒業生4名も参加し、帰国中の生徒もオンラインで加わり、10名全員で今年度の教育活動を締めくくることができました。今年度は2度の派遣教員の避難退避があり、先生不在の期間も多くありました。それでも、子ども達が日々の生活をしっかりと積み重ね、笑顔で修了式を迎えられたことに、心から感謝しています。修了証を手にする姿も堂々としており、それぞれの成長をより実感できました。
さらに、この日は派遣教員1名の離任式も行われ、3年間の任期を終えた先生に、子どもたちが手紙を通して感謝を伝えました。午後には1名の児童の本帰国に伴うお別れ会も開かれ、多くの別れがあった一日となりました。
しかし、別れは新たな旅立ちの始まりです。卒業生は日本の高校やインターナショナルスクールへ進学し、日本の学校へ転校する児童もいます。環境の変化は成長の機会でもあり、彼らがさらに大きく成長することを期待しています。
我々派遣教員も、新しい学びや経験を求めて日本人学校に来ました。保護者の仕事の関係でテヘランにやってきた子どもたちも、様々な期待を胸に本校で学びました。そして今、新たな出会いと経験のために巣立っていきます。別れは、新しい出会いのための必然です。私たちは、気持ちよく背中を押して送り出しました。いつか、「あの後、こんなことがあった」「こんなに成長した」と再会を喜び合える日を楽しみにしています。ありがとう。さようなら。元気でね。また会いましょう。
新たな旅立ちにエールを送り、本年度の校長ブログを締めくくります。
テヘラン日本人学校で学ぶ子ども達へ
あなたたちがいたから、まわりのひとはがんばってこられました。あなたたちがいたから、まいにちがたのしく、かがやいていました。ありがとうございました。