校長室から『GIGAスクールは時空を超える~たんば学びっこフェスタに参加~』

先月23日、4年生児童が兵庫県丹波地域の“たんば学びっこフェスタ”に参加しました。丹波地域は私の地元で、兵庫県教育委員会丹波教育所がこのフェスティバルを主催しています。

夏休み前から、テヘランとマレーシアのクアラルンプールをつないで、子どもたち同士の交流ができないかと考えられた企画でした。当日は、まずテヘラン日本人学校4年生が、イランに関するクイズを出しました。「スイカ1個の値段はいくらでしょう?」「ペルシャから伝わった言葉は次のうちどれでしょう?」「次の中でどれがイランの料理でしょう?」「イランには世界遺産がいくつあるでしょう?」の計4問を四択クイズとして出しました。クアラルンプールの子ども達からも、現地生活にちなんだクイズが出されました。その後、Googleジャムボードを使って、それぞれの国の魅力を自慢しあい、『未来をどんな世界にしたいのか』について意見を書き込みました。

Googleジャムボードというソフトを使えば、オンライン上で意見を各自が付箋に書き込み、ネット上で共有できます。司会の方が、「では、書き込んでください、どうぞ」と言えば、3か国の子ども達が一斉に書き込み始め、画面は一瞬にして付箋だらけになっていきました。情報端末とインターネットを使えば、ほとんどタイムラグなく、こんな学習が可能になるのです。参加した4年生は2名ですが、ネットを使えば何十人の人と、そしていろんな国に住んでいる同級生と交流できます。2時間のフェスティバル参加でしたが、本校の二人の頭をフル回転させて、書き込んでいる姿が印象的でした。

情報端末とネットの普及により、学びの可能性はどんどん広がっています。タイムカプセル、瞬間移動では、“時空を超える”という表現が使われますが、今回の交流はまさに空間を超えていました。丹波会場の子ども達が、フェスティバル終了後に、「今の、本当にイランにいる子達だった?」とつぶやいていたそうです。あまりにもタイムラグなく交流でき、瞬時に意見交換できるので、驚いたのでしょう。

今、国内では情報端末、タブレットを使って、子ども達の学び方が変化してきています。今回のように、現実では遠くて会えない人と話をしたり、自分の興味関心に応じて、自ら学習内容を決めて取り組んだりしています。昔ながらの黒板と先生のおしゃべりによる“チョーク&トーク”の授業の時代は終わりを迎えています。教育界にとって、タブレットは“黒船”であり、驚きの中大きな変化が起こっています。先生達も必死についていこうとしています。

本校もその流れに乗り遅れないようにしなければなりません。通信環境の厳しいイランではありますが、ネットによる他国との交流、アプリを使った“自走する”授業をより強化しなければならないと考えています。今月12月は、栃木県佐野市の子ども達、ローマ日本人学校との交流が計画されています。

テヘラン日本人学校で学ぶ子どもたちへ

4ねんせいが、にほんとマレーシアのこに、クイズでイランのことをつたえてくれました。「テヘランにほんじんがっこうのこは、にんずうがすくなくても、しっかりうけこたえできますね」とほめられていました。

校長室から『GIGAスクールは時空を超える~たんば学びっこフェスタに参加~』

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