校長室から『世の中はチャレンジに満ち溢れている~二つの嬉しい話~』

今日は、職員打ち合わせで嬉しい話を聴きました。一つは、本校を10月に転出した生徒の進路が決まった知らせでした。たった一人の中3生として本校のリーダーを担い、小学部1年生にまでやさしく接するなど、校内では「〇〇兄(にい)」と慕われた彼でした。その彼が苦手としていた教科は、国語と数学。夏に一時帰国した際は、「人生最大に勉強した」と話してくれていましたが、受験勉強を頑張っていました。校内では、5教科の先生が「チーム〇〇兄(にい)」として支援しました。そんな彼の合格。受験期の最後は故郷の学校で奮闘した成果は大きかったと思いますが、本校の先生達のサポートも大きかったと間近で見ていて感じます。心から進路決定を祝福したいと思います。おめでとう。よく頑張ったなぁ。

もう一つ嬉しい話は、本校在籍の児童生徒が、英語検定でそれぞれの級の一次試験に合格したことです。英語圏の国で生活しているのであればアドバンテージもあるかもしれませんが、そうでない国に住んでいると日本国内より困難な部分があります。英語検定の一次試験をこちらで受験し合格しても、二次試験はイランでは受けられません。二次試験は、ロンドン会場に行くか、日本に帰国して受けなければなりません。そんな状況でも、英語検定を受けようとするその姿勢は、大人の我々からも尊敬に値します。また、合格した中2生の子に話を聞くと、「これまで英検では、2度落ちたことがあって、そんな経験をした分、合格できたなのなぁ」と話していました。チャレンジするだけでなく、諦めずに続ける。それが実を結ぶ。そんなエピソードを耳にして、とても嬉しくなりました。

先日、市内のジャーマンスクールの先生とお話をした際、「間違い、失敗、疑問は、みんな成長の宝だ」と話し合いました。だからこそ、間違いや失敗、疑問や興味関心を大切する教育をしていこうと意見が一致しました。その基礎を成すものは、チャレンジ精神です。それがなければ、間違いも失敗も生まれません。間違いや失敗を疑問や興味関心を大切にする教育を展開するには、チャレンジ精神が不可欠なのです。今回の二つの事例は、いずれも児童生徒の心の中にチャレンジ精神があったから成果を得ることができました。これからもそんなチャレンジ精神を大切にした教育を展開したいと思います。

そんなことを考えながら校内を参観していますと、英語の時間に生徒が二人の先生相手に英語でスピーチをしていました。生徒一人に対して先生二人。それも英語スピーチ。国内では考えられない圧(?)の中、奮闘している姿を見て、また嬉しくなりました。

テヘラン日本人学校で学ぶ子どもたちへ

あなたができることは、あなたがおもっているなんびゃくばいもあります。だから、さいしょからできないとおもうのではなく、まずはやってみよう。

校長室から『世の中はチャレンジに満ち溢れている~二つの嬉しい話~』     

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