校長室から『歌から1日が始まる~脳を活性化させる効果~』

本校では、授業前の朝の時間に、歌を歌っています。清々しい朝の時間に、子ども達の元気な声が響いてくると、私も元気をもらいます。同時刻になる場合も多く、互いの教室同士で歌声を競い合っているようにも感じます。

この朝の時間の過ごし方は、各校様々です。朝の読書をしている学校もあれば、計算や漢字のスキルタイムをしている学校もあります。ラジオ体操をしている学校もあります。ただ、その朝活動は何の目的で、どんな効果を期待していているのかが明確でなくてはなりません。本校のように、朝の授業前に歌を歌うことにはどんな効果があると思われますか。

脳科学の分野においては、朝に軽い運動をすると脳の活性化するという研究結果が出ています。実は、歌は全身運動です。しっかり大きな声で歌えば、満足感とともに、ちょっとした疲労感も出てきます。軽い運動となり、脳は活性化されます。特に本校のような、車で送迎されている子どもなら、なおさら必要な活動と言えます。

また、歌を歌うことで、聴覚も活性化されます。1時間目の授業において、先生の話や友達の発表もよく耳に入ることでしょう。さらに、友達と歌うことで、ちょっとした仲間意識も養えるはずです。私は、朝から歌を歌うことは、ドリル学習や朝読書をするよりも、学習効果を上げるのではないかと感じています。前任校では、右脳を刺激するゲーム集をつくり、ちょっとした時間に活用してもらうようにしていましたが、そうしたゲームを朝からするのも、学習効果を高めるだろうと思います。

そこで、大切なことは本気で歌を歌っているかどうかになります。朝の歌唱が脳の活性化につながることを書きましたが、もちろん小さな声で歌っているようでは、その効果は見られません。その効果を得るのは自分自身ですから、本気で歌っている子が学習において得しているだけです。そのため、何の目的で、どんな効果を期待しているのかが、子ども自身、腑に落ちていないと、本気で歌うことはできないでしょう。このことは、朝にラジオ体操をしている学校も、スキルタイムをしている学校も同様です。

本校の朝の歌。今後も大切にしていきたい活動です。

テヘラン日本人学校で学ぶ子どもたちへ

あさから、おおきなこえをだすことは、あたまがすっきりして、べんきょうもよくできるようになります。これからも、つづけていきましょう。

校長室から『歌から1日が始まる~脳を活性化させる効果~』

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